1200人分情報漏えいか、三重 障害者支援施設でウイルス感染

 三重県聴覚障害者支援センター(津市)は29日、センター内のパソコンがウイルス感染し、施設を利用する聴覚障害者や登録された手話通訳者など1212人の個人情報が漏えいした可能性があると発表した。同センターは県警に相談するとともに、詳しい経緯を調べている。

 同センターによると、9月12日、40代の女性職員がパソコンを操作中、「トロイの木馬に感染した」などと警告が画面に表示され、指定された国際電話番号に連絡。片言の日本語で指示を受けて従ったところ、遠隔操作が可能なソフトウエアがダウンロードされたとみられる。

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