『らんまん』見事な最終回に、視聴者号泣「終わらないで…」

草花をこよなく愛する主人公・万太郎が、成長し植物学の道を究めようとする連続テレビ小説『らんまん』(NHK朝ドラ)。9月29日に最終回を迎え、SNSでは早くも「らんまんロス」の声があがった(以下、ネタバレあり)。

互いを抱きしめる万太郎(神木隆之介)と寿恵子(浜辺美波)(C)NHK

病に侵された妻・寿恵子(浜辺美波)のため、図鑑の完成を急ぐなか、東北でとある植物と出会った万太郎(神木隆之介)。その翌春、姉・綾(佐久間由衣)と竹雄(志尊淳)が新酒をもって槙野家を訪ねてくる。2人の念願だった新酒を味わいつつ、家族みんなで楽しい時間を過ごす。

ついに図鑑が完成し、最後のページに加えられたのは、寿恵子の名前を冠した新種の植物「スエコザサ」。寿恵子は、万太郎に「私がいなくなったら、いつまでも泣いてちゃダメですからね」「草花にまた会いにいってね。そしたら、私もそこにいますから」と告げる。2人は図鑑を眺めながら、永遠の愛を誓いあうのだった。

万太郎と寿恵子が人生をかけて取り組んだ図鑑が完成し、万太郎が日本中の植物を探しにいくシーンでラストを飾った最終回。

SNSでは「覚悟してたけど、泣いた」「なんて穏やかでやさしい最終回」「ほんと綺麗に終わったなぁ」「こちらこそ半年間ありがとうございました・・・!!!」「終わらないで欲しいと思った朝ドラ、久しぶりかも」など称賛と最終回を惜しむ声があふれ、X(旧ツイッター)では「朝ドラらんまん」「らんまん最終回」「スエコザサ」など関連ワードがトレンド入りするなど盛り上がりを見せた。

放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。土曜日は最終週の週の振りかえり。10月2日からは趣里がヒロインを務める『ブギウギ』がスタート。

文/つちだ四郎

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