バイエルン戦前にライプツィヒで激震、エバールSDを電撃解任

[写真:Getty Images]

ライプツィヒは29日、スポーツ・ディレクター(SD)を務めるマックス・エバール氏(50)を解任したことを発表した。

ライプツィヒは同氏の解任の理由を「クラブに対する責任の欠如」とし、チームの成績、編成面の問題ではないとしている。

実際、今季のライプツィヒはブンデスリーガでは4勝1敗と好スタートを切り、チャンピオンズリーグ初戦も制していた。チーム編成に関してもMFクリストファー・エンクンク、MFドミニク・ソボスライ、DFヨシュコ・グヴァルディオルら主軸を引き抜かれた中、MFシャビ・シモンズ、FWルイス・オペンダ、DFカステロ・ルケバらが早々にチームにフィットし、戦力ダウンを感じさせない戦いを見せている。

ドイツ『キッカー』によればかねてより噂されるバイエルンの次期SD候補として名前が挙がるエバール氏が、明確にその噂を否定しなかったことが解任の引き金になったとのこと。

元々、現役時代はバイエルンに在籍していたこともあり、その憶測は否定しきれない状況だった。

ボルシアMGで手腕を発揮し、昨年12月に就任したライプツィヒでも補強を成功させたエバール氏。その手腕は確かだったが、ライプツィヒへの忠誠を欠いたことで、バイエルン戦を前にチームを離れることになった。

なお、後任にはエバール氏の右腕として働いていたルベン・シュレーダー氏(47)が就任すると報じられている。

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