男性死亡…自転車と一緒に倒れた男性「バランス崩した」救急隊が処置し帰宅 なぜか数時間後、ほぼ同じ場所で男性あおむけ…女性が通報「道の真ん中に倒れている」搬送先で息を引き取る

路上で倒れた男性死亡 数時間前も転倒

 28日午後9時25分ごろ、埼玉県草加市新栄3丁目の路上で、市内の職業不詳男性(76)が倒れているのを通行人の50代女性が発見し、119番した。男性は病院に搬送されたが死亡が確認された。

 草加署によると女性が「道の真ん中に人が倒れている」と通報。男性はあおむけに倒れ、頭を負傷していた。着衣の乱れなどなかった。男性は同日午後6時15分ごろにも、ほぼ同じ場所で自転車と一緒に倒れているのを発見され、救急隊に救助された。この時は「バランスを崩して転倒した」と話すなど意識があり、左肘に擦り傷を負った。救急隊によって自宅まで送り届けられた。

 同署は男性が何らかの原因で転倒したとみて、転倒原因や持病の有無、事故の可能性も含めて調べている。

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