誰もが自立できる高齢社会の実現めざす講演&展示会、10月開催!世界最年長アプリ開発者 若宮正子さんも登壇!

高齢者のケアなどに携わる医療・福祉やさまざまな事業の関係者に打ってつけのイベントが、10月中旬に愛知県で開催されます。

「高齢者が自立して過ごせる“健康長寿社会”の実現」をテーマに、国内外の企業・団体による最新の製品や技術を紹介するコンベンションです。

一般の人も誰もが自由に参加できるとあって、勉強の機会としても注目を集めています。

インディペンデント・エイジング・コンベンション開催へ

今回のイベント「Independent Ageing Convention(インディペンデント・エイジング・コンベンション)」は国立研究開発法人 国立長寿医療研究センターなどが主催し、今年10月13日~15日の3日間、Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)で開催されます。

主なテーマは、世界的に高齢化が進むなかで高齢者が自立したライフスタイルを送れるようにするにはどうすればいいか。
そのために産学官が連携し、「BtoB、BtoCの商業展示会」と「専門家の講演会」を組み合わせた、情報交換の場を提供しようというものです。

主催団体では医療機関や情報通信技術、ロボット工学、住宅、保険、銀行などの幅広い分野のコネクションづくりに一役買おうとしています。

テーマは高齢化と健康、経済、技術など4つ

本イベントの会期中には「➊高齢化と健康」「➋高齢化と経済」「➌高齢化とテクノロジー」「➍高齢者にやさしい環境と文化」の4つのテーマによる以下のセッションが開催されます。

目玉となるプレナリーセッションでは、81歳でゲームアプリを開発した、日本を代表するITエヴァンジェリストの若宮 正子氏が登壇するとあって、早くも話題を呼んでいます。

🔳プレナリーセッション
〇講演「80歳からでも人は成長できる」/若宮 正子氏(ITエヴァンジェリスト、ExcelArtの第一人者)

➊高齢化と健康
〇高齢者の認知症を予防するためのデジタルヘルス/島田 裕之 氏(国立長寿医療研究センター)
〇運動が地域社会に暮らす高齢者の認知機能と身体機能にもたらす影響/梅垣 宏行 氏(名古屋大学大学院医学系研究科・医学部医学科)

➋高齢化と経済
〇認知機能と経済行動の関係性/駒村 康平 氏(慶應義塾大学)

➌高齢化とテクノロジー
〇高齢者歩行支援ロボットi-Cane/福田 敏男 氏(名古屋大学)
〇高齢社会におけるロボティックスマートホーム/大高 洋平 氏(藤田医科大学)

➍高齢者にやさしい環境と文化
〇高齢者にやさしい街づくり-秋田市の事例/Mari Ogawa 氏(秋田市)
〇健康長寿社会実現に向けたコミュニティのリデザイン〜フレイル予防と地域包括ケアシステム〜/飯島 勝矢 氏(東京大学高齢社会総合研究機構)

10月13日、愛知県国際展示場で開幕!

【本イベント概要】
⑴名称:Independent Ageing Convention 2023
⑵会期:2023年10月13日(金)~15日(日)
⑶主催:国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター、Assuta Ashdod Hospital、ILC Global Alliance、Kenes Group
⑷後援:愛知県、他
⑸会場:Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)常滑市セントレア 5丁目
⑹来場想定数:1,000名(医療、介護、銀行・金融、保険、旅行、娯楽、小売、クリエイティブ産業、政府・行政、その他の高齢者向けサービス産業、地域在住高齢者など)
⑺出展社想定数:30社
⑻参加費:表の通り(申込み期日等で異なる)

🔳参加費用には各種講演・セッションの聴講、商業展示会への入場、参加証明書が含まれる

事前参加登録の受付はこちらより

この記事と画像の出典:KENES INTERNATIONAL ORGANIZERS OF CONGRESSES SA 公式サイト

◪当サイト「おとなの住む旅」では、元気なシニア世代におすすめの住まいも紹介しています。

© 株式会社イチイ