宇都宮中央警察署のフェンスに車が突っ込む事故

宇都宮市で29日、車で追突事故を起こした男が現場から離れて、その後、警察署で再び事故を起こしました。

警察は車を運転していた69歳の男を現行犯逮捕しています。

軽乗用車が宇都宮中央警察署の駐車場のフェンスを突き抜けて、歩道のガードレールに乗り上げています。

この車を運転し事故不申告の疑いで逮捕されたのは、いずれも自称の宇都宮市大曽4丁目の無職の男(69)です。

男は29日午前7時半ごろ、宇都宮市東戸祭1丁目の道路で信号待ちをしていた乗用車に追突する事故を起こしたにも関わらず、車に乗ったままその場から離れて警察に事故を申告しなかった疑いが持たれています。

男は「道路が混んでたいたので警察に行こうと思って走り出しただけで逃げたわけではありません」と容疑を一部否認しているということです。

男は、事故を起こした後に訪れた宇都宮中央警察署の駐車場で自分の車をバックした際に、警察署のフェンスをなぎ倒してガードレールに乗り上げました。

「車の向きを変えようと思った」と話しているということです。

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