28日、愛媛県四国中央市内に住む会社員の男性(60代)が、18万円をだまし取られる特殊詐欺事件が発生しました。
警察によりますと、男性が市内の勤務先でパソコンを使用していたところ「ウイルスに感染しています」と警告画面が表示されたということです。
男性が記載されていた連絡先に電話すると、ソフトウェア開発会社を名乗る片言の日本語を話す男が出て「修理するための保証金が必要」、「コンビニで電子マネーを購入し番号を教えて」などと言われたということです。
当初、これを信用した男性は指示に従い、計4回・18万円分の電子マネーを購入し電話などで番号を伝えていましたが、不審に思い、自ら調べて詐欺と気づき29日、警察に相談して事件が発覚したということです。
警察は「パソコンなどの画面に突然“ウイルス感染”などのポップ画面が表示されたら、詐欺を疑ってほしい」と注意を呼び掛けています。