ラウタロのインテル愛を代理人が代弁 「世界中が移籍を話題にしようと…」

[写真:Getty Images]

アルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネス(26)のインテル愛を代理人が代弁した。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。

ここ数日でインテルとの契約延長交渉が始まったラウタロ。ハビエル・サネッティ副会長の系譜を継ぐアルゼンチン人キャプテンは加入以降、何度も他クラブからの打診を拒否しており、近年のインテルを象徴する唯一無二の存在となっている。

代理人を務めるアレハンドロ・カマーノ氏はイタリア『TV Play』に出演し、インテルとの協議が始まっていることを認めたうえでラウタロのクラブ愛を代弁する。

「ラウタロはインテル以外のことを聞きたくない。今夏にサウジアラビアという誘惑に満ちた市場から数多くの打診が届き、それ以外にもいくつか来ていた。しかし、ラウタロはインテルの全てに対し、帰属意識を持っている。ファン、プロジェクト、同僚…インテル以外に耳を傾けることはない」

「世界中がラウタロの移籍を話題にしようと、実際の彼は自分のチームはインテルしかないと考えている。その安心感に勝るものはないのだよ。(パートナーが)赤ちゃんを妊娠中だしね。私の仕事は彼が常に幸せでいられるよう務めることだ」

また、インテルとの契約交渉についても言及している。

「契約のリニューアル? もちろん可能性はあるよ。インテルとラウタロ、双方と話を進めている。彼はインテルに残るべく多くの選択肢を拒否してきた男だ。インテルとの関係性は言うまでもないし、長年にわたって共に歩んできた。私はクライアント(ラウタロ)に喜んでもらえるよう頑張らなければね」

「インテルのプロジェクトは順調だ。昨シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)決勝まで進み、イタリアサッカー界で最も重要なチームに返り咲いている。再びスクデットに輝けば嬉しい限りだし、ここ4~5年でチームの質は大幅に向上している」

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