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【杭州共同】杭州アジア大会で、コンピューターゲームなどの腕を競う「eスポーツ」が初めて正式競技として行われ、約4500人収容の会場は連日ほぼ満員とにぎわっている。スポーツ離れが進む若者を引きつける起爆剤として期待は大きく、アスリートとして参加したゲーマーたちも、社会的な地位と認知度向上をにらむ。
大会に合わせて建設されたeスポーツ専用屋内競技場。照明を落とした円形の場内に色とりどりの光が放たれ、丸いステージ上では選手が鋭いまなざしで画面越しに向き合い、技を競った。中国語のDJによる実況の中、天井につるされた大型モニターのプレー画面を見上げる観客は熱狂的な歓声を送った。
チケットは今大会で唯一の抽選制だった。大会組織委員会などによると、価格帯も200元(約4千円)~千元(約2万円)と今回の競技で最も高額。強豪国、韓国のトッププレーヤーは年収数億円とされるなど、人気を背景とした市場規模も大きい。
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