日本時間10月1日、MLBは16試合が開催される予定となっている。
レギュラーシーズンは残り2試合となり、プレーオフ争いは大詰めへと差し掛かっている。
最注目はア・リーグ西地区の優勝争いだ。
レンジャーズとアストロズはプレーオフ進出まであと1勝としているが、状況はかなり異なる。レンジャーズは明日の先発予定だったジョン・グレイを故障で失い、急遽アンドリュー・ヒーニーが先発することに。ブルペンデー気味の投手運用となることはほぼ確実だが、ブルペンは後半戦のレンジャーズのアキレス腱であり不安が残る。対するマリナーズの先発はルイス・カスティーヨと手強い。
対してアストロズはプレーオフまであと1勝という中で、満を持してジャスティン・バーランダーを先発に送り出す。バーランダーは前回のマリナーズ戦で8回1失点の好投で崖っぷちのチームを救っている。百戦錬磨の鉄腕が再び勝負強いパフォーマンスでチームを導くか。
そのアストロズと対戦するダイヤモンドバックスは、ナ・リーグのワイルドカード争いの渦中にあり、マジックを1としている。明日の先発が安定感ある2番手のメリル・ケリー、明日以降はやや不安も残る3番手以降ということもあって、明日でプレーオフを決めて安心したいところだろう。
ダイヤモンドバックスと同じくマジック1に迫っているのがマーリンズ。前日は8回に一挙4得点で逆転する劇的勝利を挙げた。明日はパイレーツのルーキーの先発クイン・プリースターと、マーリンズがJT シャグワから始まるブルペンデーのマッチアップ。
もし負ければダイヤモンドバックスとマーリンズのプレーオフが決まってしまうワイルドカード4位のレッズは、ラーズ・ヌートバー擁するカージナルスと対戦。ルーキーの剛腕コナー・フィリップスを先発に立て、なんとかプレーオフの望みを繋ぎたい。
同じく崖っぷちのカブスはブルワーズと対戦。カブスは安定感ある新人左腕のウィックス、既に優勝を決めて調整モードのブルワーズは左腕エリック・ラウアーを先発させる。9月絶好調の鈴木誠也はチームを救えるか。
レッドソックスの吉田正尚はオリオールズと対戦。エンゼルスはアスレチックスの剛腕ルーキー、ジョー・ボイルと対戦する。
日本時間10月1日の試合予定は以下の通り（時刻はすべて日本時間）。
2:10 ガーディアンズ＠タイガース
4:07 レイズ＠ブルージェイズ【SPOTV NOW】
5:10 フィリーズ＠メッツ【SPOTV NOW】（ダブルヘッダー）
7:35 マーリンズ＠パイレーツ
8:10 パドレス＠ホワイトソックス
8:10 ヤンキース＠ロイヤルズ
8:10 カブス＠ブリュワーズ【鈴木誠也所属】【SPOTV NOW】【NHK BS1】
8:15 レッドソックス＠オリオールズ【吉田正尚所属】【藤浪晋太郎所属】【SPOTV NOW】【ABEMA】
8:15 レッズ＠カージナルス【ラーズ・ヌートバー所属】
8:15 レンジャーズ＠マリナーズ【SPOTV NOW】【JSPORTS4】
8:20 ナショナルズ＠ブレーブス
9:10 アストロズ＠ダイヤモンドバックス
9:10 ツインズ＠ロッキーズ【SPOTV NOW】
10:05 ドジャース＠ジャイアンツ
10:07 アスレチックス＠エンゼルス【SPOTV NOW】【ABEMA】
