南砺、砺波の食楽しんで 86店舗でグルめぐり開始

となみ野グルめぐりでメニューを客に出す高畑さん=南砺市本町

 南砺、砺波市内の飲食店で食べ歩きを楽しむ「となみ野グルめぐり」(富山新聞社後援)は30日、86店舗が参加して始まった。10月16日限定で両市内の代行料金が無料となる「運転代行無料デーチケット」を初めて添付し、コロナ明けの夜のにぎわい創出につなげる。

 南砺48店、砺波38店が参加した。新規は12店となった。チケットは5枚つづりを3300円で販売し、各店ではチケット1枚か2枚で、和洋中のメニューやスイーツを味わえる。5枚のうち1枚は砺波市、1枚は南砺市限定とした。期間は10月31日まで。

 南砺市本町の「ライフ バル つるや」は、井波でカフェを経営する高畑美智子さん(49)が祖父母の「つるや食堂」を建て替えて開業した。チケット2枚で、生ビールと牛タン塩麹焼きが味わえる。高畑さんは「新しいお客に店を利用してほしい」と期待を寄せた。

 砺波商工会議所、南砺市商工会、庄川町商工会、となみ衛星通信テレビ(TST)でつくる実行委員会が、2016年から実施する。チケットは観光協会や実行委の企業、団体などで購入できる。問い合わせは実行委=0763(22)7973=まで。

© 株式会社北國新聞社