中国、米報告書は「虚偽」 情報操作指摘に反発

中国外務省=2021年、北京(共同)

 【北京共同】中国外務省は30日、中国が毎年、情報操作に数十億ドル(数千億円)を投じていると指摘した米国務省の特別報告書について「虚偽の情報だ」と反発した。米国は「他者の信用をおとしめ、覇権を維持しようとしている」と強調。世界中の人々は「米国のうそを分かっている」と批判した。

 米国務省は28日に公表した報告書で、中国が「詐欺的かつ威圧的な手段」で自国に関する肯定的な見方を海外で広めようとしていると指摘していた。

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