【佐伯】佐伯市鶴見の「つるみ豊魚祭」が9月24日、市公設水産地方卸売市場鶴見市場であった。新型コロナウイルス禍で4年ぶりとなる今回は東九州大漁祭と合同で開き、早朝から大勢の人でにぎわった。
久々の開催を楽しみにしていたファンが入れ代わり立ち代わり訪れた。鮮魚販売や「お魚つかみどり」「タッチプール」といった定番コーナーは家族連れで大盛況。飲食ブース、ステージショーなどもあった。
豊魚祭は第1回全国豊かな海づくり大会の鶴見開催を記念して1982年に始まった。新鮮な魚介類を目当てに多くの人が訪れるようになり、佐伯を代表する海の祭りに定着した。
実行委は「正確には分からないが、例年1万人以上が来場する。今回は4年前よりはるかに多く、2万人ほどといっていいのでは」と喜んでいた。