ハウステンボス新社長に髙村耕太郎氏が就任 オリエンタルランドから招く

 長崎県佐世保市のハウステンボス(HTB)の新たな社長に、東京ディズニーランド(TDL、千葉県浦安市)などを運営するオリエンタルランドの執行役員を務めた髙村耕太郎氏が、1日付で就任することが、関係者への取材で分かった。坂口克彦社長は同日付で会長となる。
 オリエンタルランドはテーマパークの経営、運営などの事業を展開。髙村氏は経営戦略本部副本部長などとしての実績、経験を持つ。同社を9月30日付で退任した。
 HTBは昨年9月30日、アジア最大級の投資会社「PAG」の傘下に入った。数年間で数百億円を投資し、新たなアトラクションを開発して業績を伸ばす方針。5年後をめどに年間入場者数をコロナ禍前のおよそ2倍の300万人にするなどの成長戦略を示している。


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