ポチェッティーノ監督、1月の移籍市場で補強への積極関与を希望

写真:経験豊富な選手の獲得を希望していたというポチェッティーノ監督

チェルシーのマウリシオ・ポチェッティーノ監督が、1月の移籍マーケットでチェルシーの補強計画にさらに関与したい意向を示した。イギリス『デイリーメール』電子版が伝えている。

チェルシーはポチェッティーノ新監督が就任した今夏、若手選手に重点を置いた補強戦略を採った。エクアドル代表MFモイセス・カイセドやセネガル代表FWニコラス・ジャクソンら9人の新戦力を獲得し、総額で4億4360万ポンド(約808億3000万円)を費やした。

指揮官自身はより多くの経験豊富な選手を獲得したいという意向を示していたようだが、その希望がかなうことはなかった。

そしてこのたび、ポチェッティーノ監督はクラブとの関係性や1月の移籍市場に向けて、次のように自分の見解を示した。

「ありがたいことに、オーナーのトッド・ベーリー氏やスポーツディレクターのクリアレイク・キャピタル氏との関係は非常に良好だ。以前にも言ったと思うが、夏の移籍マーケットが閉まった時、私はあらゆる決断にもっと深く関与する必要があると思った。1月のマーケットにおいて何が必要か、ここから特定を始めていく必要があると思う。実際、私たちはすでに仕事を始めている」

また、イギリス『ザ・ガーディアン』紙の電子版によると、チェルシーは1月の移籍市場でストライカーを獲得したいと考えているそうで、ナポリのナイジェリア代表代表FWヴィクター・オシムヘン、アーセナルも関心を示しているブレントフォードのイングランド代表FWイヴァン・トニーに興味を示しているという。

チェルシーは今夏ライプツィヒから獲得したフランス代表FWクリストファー・エンクンクがプレシーズンマッチでヒザに重傷を負って長期離脱となっており、その影響もあって得点力不足に陥っている。第7節を終えた時点での得点数はわずかに5。イングランド代表FWラヒーム・スターリングの2ゴールがチーム内最多得点という状況だ。

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