世界で活躍するアスリートの育成を目指す県スポーツタレント発掘事業「YAMAGATAドリームキッズ」のキッズキャンプが30日、中山町総合体育館で始まった。2008年北京五輪で女子重量挙げに出場した斎藤里香さん(40)が競技の基本動作を指導した。
キャンプには12~14期生の小学4~6年生約30人が参加。床から膝の高さまでバーベルを持ち上げる動きなどに挑戦した。斎藤さんから姿勢について「後ろに椅子があって少しお尻を乗せるように(イメージして)」などとアドバイスを受け、目線にも注意しながら繰り返し練習した。
13期生の高橋なぎ沙さん(11)は「重くて持ち上がらないと思ったができた。もっとたくさん体験したかった」と声を弾ませた。斎藤さんは「まずは、体を動かすことの楽しさを感じてほしい」と話した。
この日、県ウエイトリフティング協会の斎藤隆会長(70)らも講師役を務めた。