ミランのステファノ・ピオリ監督がラツィオ戦の勝利を振り返った。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えている。
セリエA第5節エラス・ヴェローナ戦、第6節カリアリ戦で2連勝を飾っていたミランは、9月30日にラツィオと対戦。ポルトガル代表FWラファエル・レオンの2アシストの活躍もあり、アメリカ代表MFクリスチャン・プリシッチとスイス代表FWノア・オカフォーのゴールで2-0の勝利を飾った。
試合後、ピオリ監督は前半と後半のプレー内容の違いについて語っている。
「我々はピッチ上でのドリブルを少なくするよう準備していた。前半はカウンターで無理をして強引に攻めていた部分もあったが、エネルギーと熱意という観点からも後半は良かった」
「これは重要なことだ。3日ごとにプレーするのは簡単ではない。我々は難しい試合で勝利した」
また、負傷離脱したボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFラデ・クルニッチに代わり、2試合連続でアンカーとして先発起用したフランス人MFヤシン・アドリについても言及。それほど出番がなかった昨シーズンからの成長ぶりを称えた。
「私は彼に、サン・シーロで初めてスタメンとしてプレーすることになると伝えた。我々はもっと彼を探さなければならなかったし、彼はもっと積極的にプレーに関わることができたはずだ」
「彼は大きく成長し、いつでもプレーできる20人の選手のうちの1人になった。よくやっているし、これからも成長し続けなければならない」
次の試合は4日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第2節ドルトムント戦。強豪とのアウェイゲームついての展望も述べた。
「パリ・サンジェルマン(PSG)戦で彼らが苦戦しているのを見たが、ブンデスリーガ、特にホームでの彼らは多くのエネルギーとクオリティを持っている。フィジカルとテクニックを兼ね備えた強力なチームだ。大きなスタジアムでの難しい試合になるだろう。決定的な試合ではないが重要だ」