特別列車、走る鉄道模型…子どもら夢中 神戸電鉄がトレインフェス、開場前に1000人並ぶ人気

鉄道模型に夢中になる子どもたち=神鉄鈴蘭台車庫

 神戸電鉄などは1日、恒例の「神鉄トレインフェスティバル2023」を北区鈴蘭台南町9、同社鈴蘭台車庫で開いた。午前10時の開場前に家族連れなど約千人が並ぶ人気で、粟生線見津車庫まで運行する特別列車への乗車などを楽しんだ。

 神戸電鉄粟生線活性化協議会との共催。目玉イベントの特別列車に加え、普段は見ることができない車庫の工場内では、子どもたちがミニトレイン6000系にまたがって線路を走ったり、ジオラマ上を走る車両模型にくぎ付けになったりしていた。また、4年ぶりに復活した「粟生線グルメ屋台村」もにぎわった。

 兄弟で来場した北区の男児(8)は「ミニトレインの先頭に乗った。工場の中がよく見渡せた」。弟(6)も「(神鉄のマスコットの)しんちゃんとの記念撮影が楽しかった」と笑顔だった。 (段 貴則)

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