体の美しさと力強さを競う大会「パワービルディングクラシック in AWAJI」が1日、兵庫県洲本市海岸通1の大浜海水浴場であった。海辺のステージで全国から集まった約40人が自慢の肉体美と力を披露。観客が「腹筋ナイス」などと声をかけ、盛り上がった。
出場選手が、鍛えた体の美しさなどを審査する「メンズフィジーク」と、バーベルを持ち上げる「デッドリフト」の結果で順位を競う大会。
同市納出身の理学療法士で、メンズフィジークとデッドリフトを含むパワーリフティングの大会に出場している寺内健太さん(26)が、兄の角倉僚介さん(29)と、見た目と力の強さの両方を競える大会をつくろうと企画した。
選手は身長別3部門と高校生の部にそれぞれ分かれて出場。メンズフィジーク審査では、サーフパンツ姿の鍛え抜かれた体を、ポーズをとりながら披露。観客からは「かっこいい」などと声援が飛び交った。
夫が出場したという同市の自営業女性(31)は「皆仕上げたかっこいい体だった。海とも合っていて、淡路を盛り上げるのに良いイベント」と話していた。(中村有沙)