サッカーのユニフォームには時に驚愕のデザインが登場する。
半月ほど前には“世界一長いチーム名”で知られるウェールズ5部リーグクラブのCPDスランヴァイルプールFC（これは省略した名称）が、スペイン1部リーグ『ラ・リーガ』と胸スポンサー契約をしてサッカーファンを驚かせたばかりだ。
そして昨日にはまたしてもウェールズから驚きのユニフォームが登場した。今度はファストフード『SUBWAY（サブウェイ）』だ。
Albion Rovers FC 2023-24 Tor Sports Away
アルビオン・ローヴァーズ 2023-24 Tor Sports アウェイ ユニフォーム
「アルビオン・ローヴァーズ」と名乗るチームは世界中にいくつか存在するが、今回の主人公はウェールズ5部リーグのチーム。ウェールズで3番目に大きな都市ニューポートをホームタウンとする。
5部リーグは『ラ・リーガ』と契約したCPDスランヴァイルプールFCと同じレベルだが、ウェールズの場合2部以下は地域ごとに分かれてリーグが存在するため、1部に昇格しない限り両者が対戦することはない。
胸スポンサーはサンドイッチなどで有名な『SUBWAY』で、日本でもおなじみのファストフードチェーン。見るからに強烈なデザインだ。
『SUBWAY』が5部のチームと契約した経緯は不明だが、本拠地ニューポートには同社の店舗が複数存在する。
ちなみにこちらが23-24シーズンのホームユニフォーム。胸スポンサーもシャツの雰囲気も全く違う。
次にこのユニフォームを実際に選手が着た姿をご紹介したい。同社のロゴマークと見比べてみると今回のデザインの“凄さ”を痛感。また、背番号を付けた背中は視認性が心配になる状態だ。
現在の『SUBWAY』のロゴマークはこちら。グリーン／イエロー／ホワイトで彩り、矢印が特徴的なデザイン。
ユニフォームのグラフィックはロゴマークそのもの！
首元の“ALBION”もロゴ風にデザインという徹底ぶりだ。それにしても「AWAYにSUBWAY」というのは韻を踏んでいるというか、ちょっとしたダジャレ感覚なのだろうか。
こうして見るとサッカーのユニフォームというより、もはや『SUBWAY』スタッフのユニフォームにしか見えない。
そしてこちらが背番号を付けた状態。これはちょっと視認性が悪すぎなのでは…
見ていると楽しくなってくる『SUBWAY』ユニフォームは、サプライヤーであるTor Sportsのオンラインストアで販売中。ただし日本への配送の可不可については不明だ。
今では世界的にレアで懐かしい新品ユニフォームが揃う「Qoly × LFB Vintage」。“あの頃”を思いだす数々のユニフォームやグッズは見るだけでも楽しいです。
