マドリー指揮官、首位・ジローナ撃破の要因に守備を挙げる「こういった試合では堅守が最も重要」

[写真:Getty Images]

レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が勝利したジローナ戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。

9月24日に行われたアトレティコ・マドリーとのマドリード・ダービーで今シーズン初黒星を喫したものの、続くラ・リーガ第7節ラス・パルマス戦でバウンスバックに成功したマドリー。連勝をかけて臨んだ第8節は、6連勝中でリーグ首位に立つ好調・ジローナとの一戦となった。

試合はイングランド代表MFジュード・ベリンガムのアシストからスペイン代表FWホセルのゴールが決まり、マドリーが先制する展開に。その後、フランス代表MFオーレリアン・チュアメニとベリンガムが追加点を奪い、最終的に3-0での幕引きとなった。

アンチェロッティ監督は試合後「完璧な夜だった」とコメントを残し、特にチームの守備を称賛した。

「ここで勝ったということは我々がうまくやったということだ。私は守備面での働きを強調したいと思う。とても良かった。オン・ザ・ボールで相手に問題を引き起こすチャンスはあったが、ジローナが良いサッカーをするからしっかりと守備をすることが決定的だった」

「ベリンガムをアウトサイドに配置したのは、ヴィニシウスに守備の仕事をさせすぎないためであり、チュアメニが中央をカバーすることを念頭に置いていた。チームの守備は良かった」

「チームはシャープに見えた。堅実で説得力のある試合をした。ジローナは良いサッカーをする。我々はできる時にダメージを与え、守備面もうまくコントロールした。こういった試合では堅守が最も重要だ」

後半アディショナルタイムに危険なタックルを犯し、一発退場となったスペイン代表DFナチョ・フェルナンデスについても言及。タックルを謝罪し、相手選手を心配した。

「彼は非常に規律正しい選手であり、あのタックルは避けられるものだったはずだ。我々は申し訳なく思っているし、彼も謝罪した。ジローナの選手が大事に至らないことを願う。彼は試合の最後の瞬間に冷静さを欠いていた。3-0で勝っていたのだから。ナチョはこのことをよく理解し、心を痛め、悲しんでいる」

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