スパーズとリバプールのアルゼンチン代表2選手がSNSで場外戦…マク・アリスターが審判恩恵揶揄のコメント

[写真:Getty Images]

トッテナムとリバプールのアルゼンチン代表2選手が、ピッチ上での直接対決後にSNSでもバトルを繰り広げた。イギリス『SPORT bible』が伝えている。

開幕から無敗を継続するトッテナムとリバプールは、9月30日に行われたプレミアリーグ第7節で激突。2人の退場者を出したアウェイチームに対して、終盤に猛攻を見せたトッテナムは後半アディショナルタイムのオウンゴールで勝ち越し、劇的な2-1の勝利で無敗対決を制した。

ただ、同試合ではMFカーティス・ジョーンズとFWジオゴ・ジョタの退場という判定に加え、試合後にPGMOL(イギリス審判協会)が誤審を認め謝罪したFWルイス・ディアスの幻の先制点という物議を醸す幾つかの判定が注目を集める結果となった。

そういったなか、トッテナムのDFクリスティアン・ロメロは同試合後に公式インスタグラムを通じ、「このチームは素晴らしいスピリットと素晴らしいハートを持っている。いつもこんな感じで、全員が一緒なんだ」と、劇的勝利を祝う投稿を行った。

この投稿に嚙みついたのが、リバプールのMFアレクシス・マク・アリスターだった。

昨シーズンまで在籍したブライトン時代のトッテナム戦でも、誤審によって悔しい敗戦を喫していた悔しさがあったか、同選手はロメロの前述の投稿に対して「君は“12人”でプレーするのが普通だ」と、常に審判の恩恵を受けていることを揶揄したコメントを送った。(当該投稿は削除済み)

これに対して、ロメロは「家で泣いてろ」と不快感を露わにした返答を行い、場外戦を繰り広げる結果となった。

両者ともに試合後の高ぶったメンタル状態での投稿ということもあり、これが関係悪化につながるとは思えないが、今月のインターナショナルマッチウィークでアルゼンチン代表に招集された際には少し気まずい対面となるかもしれない。

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