モドリッチの存在感薄まる…直近ジローナ戦で11年ぶりの記録

[写真:Getty Images]

レアル・マドリーのレジェンド司令塔の存在感が徐々に薄まりつつあるようだ。

2012年夏にトッテナムから加入したクロアチア代表MFルカ・モドリッチ(38)。以降、在籍11年間では公式戦495試合に出場し、5度のチャンピオンズリーグ制覇など通算23個のトロフィー獲得に貢献。

昨シーズン終了後にはサウジアラビアやアメリカ行きの可能性も取り沙汰されたが、エル・ブランコへの忠誠を示して残留を決断した。

しかし、マドリーでのラストシーズンと目される今季は既存の若手MFの成長に加え、イングランド代表MFジュード・ベリンガムの加入によって徐々にポジションの序列が下がっているようだ。

昨シーズンは37歳という年齢を感じさせないタフネスぶりを発揮し、公式戦52試合に出場したレジェンド司令塔は、今季ここまで公式戦7試合に出場。しかし、先発出場は3試合のみとプレータイムが目に見えて減少している。

また、直近のラス・パルマス戦、ジローナ戦ではコンディションに全く問題はないものの、2試合連続で出場機会なしに終わった。

そして、スペイン『アス』によると、モドリッチが負傷や出場停止を除き、2試合連続で出場機会がなかったのは、実に11年ぶりのことだという。

カルロ・アンチェロッティ監督は依然としてクロアチア代表MFへの信頼を強調しているが、少しずつその存在感は薄まりつつあるようだ。

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