【台湾】大阪ガス、中油とカーボンニュートラル共同検討[公益]

大阪ガスは9月28日、台湾石油元売り最大手の公営企業、台湾中油(中油、CPC)と、台湾における「eメタン」導入をはじめとした、カーボンニュートラルに関する共同検討を開始するための契約を締結したと発表した。

中油のカーボンニュートラルに向けた取り組みとして、eメタンを台湾に導入し利活用することや、水素やアンモニア、バイオガスなどの新エネルギー分野に関する検討を共同で実施する。

大阪ガスによると、eメタンはグリーン水素などの非化石エネルギー源と二酸化炭素(CO2)を原料として製造された合成メタンに対して用いる呼称。

大阪ガスは2022年4月には100%子会社のDaigasガスアンドパワーソリューション(DGPS)が、中油から台中市の液化天然ガス(LNG)受け入れ基地の第4期拡張プロジェクトにおける基本設計業務と技術コンサルティング業務を受注したと発表していた。

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