幹線道路に人の波 矢板・軽トラ市にぎわい復活

大勢の人が訪れたやいた軽トラ市

 【矢板】4年ぶりとなる第15回「やいた軽トラ市」(市商工会主催)が1日、国道461号の本通りを交通規制した会場で開催された。軽トラックの荷台やテントで65店が出店し、約1万2千人の来場者でにぎわった。

 雨の時間帯もあったにもかかわらず午前10時の開始前から待ちきれない親子らが来場。昼前には焼きトウモロコシや焼きそばの販売店前などあちこちに行列ができ、5カ所のイベント会場ではダンスや○×クイズを楽しんだ。

 家族4人で訪れた片岡、会社員田村仁(たむらひとし)さん(34)は「矢板でこんなに人が集まるなんて。にぎわいが復活してきた」と笑顔。長女茉結(まゆ)ちゃん(6)と木工工作体験に参加していた。

 出店約10回目の末広町、会社員吉沢健二(よしざわけんじ)さん(49)は昼過ぎにフランクフルト200本が売り切れたという。「収支はトントン。まちがにぎわうのはうれしい」と話した。

大勢の人が訪れたやいた軽トラ市

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