幻想的彩り、歩行者天国 さくらで4年ぶり「納涼彩」 創作灯ろう、氏家音頭も

大勢でにぎわった「うじいえ納涼彩」の創作灯ろうコンテスト

 【さくら】氏家駅前で灯籠と風鈴が出迎える「うじいえ納涼彩」(同実行委員会主催)が30日、4年ぶりに開催された。さくらスクエアやさくらテラスと、その周辺道路を歩行者天国とした会場は、終始大勢でにぎわった。

 会場では、おはやし演奏やダンス、モンキーパフォーマンスが人気を集めたほか、子供向けの遊び場、縁日風のテントショップなどが登場。生歌生演奏で約40人が輪になって踊った「氏家音頭」では飛び入り参加もあり、盛り上がりをみせた。

 日没後、メインイベントの「創作灯ろうコンテスト」が始まると、会場は色とりどりの明かりに包まれて幻想的な雰囲気に。銀行や保育園、小中学校の美術部など15団体が出品し、出来栄えを競った。

 喜連川から両親と訪れた金子智葉(かねこともは)ちゃん(4)は「初めて来ました。(灯籠は)いろいろな色が合わさってきれいだし、かわいいのもあった」と笑顔で話していた。

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