【佐賀・ネクストスター佐賀】ウルトラノホシが快勝…石川倭「終始余力のある走りでした」

1日、佐賀競馬場で行われた6R・ネクストスター佐賀(2歳・ダ1400m)は、石川倭騎乗の3番人気、ウルトラノホシ(牡2・佐賀・真島元徳)が快勝した。1.1/4馬身差の2着に1番人気のムーンオブザサマー(牝2・佐賀・土井道隆)、3着に2番人気のトゥールリー(牡2・佐賀・北村欣也)が入った。勝ちタイムは1:30.0(良)。

ビーアライブがスタートで先手を奪うと、ムーンオブザサマー、トゥールリー、カシノルーカスなどが先団を形成。第3コーナーに入るとムーンオブザサマーが先頭に立ち、トゥールリーとウルトラノホシが差を詰めようと猛追し最終コーナーへ。最後の直線は抜け出しを図るムーンオブザサマーと追うウルトラノホシ、トゥールリーの3頭の争いとなったが、最後はウルトラノホシが差し切り、1分30秒0のタイムで勝利。1.1/4 馬身差の2着にムーンオブザサマー、3/4馬身の3着にトゥールリーが入線した。

各地で行われるネクストスター競走

★ネクストスター競走とは
3歳春季短距離路線の頂点として1400mに距離短縮となる兵庫チャンピオンシップJpnII(園田)を目指す2歳戦として、各地にネクストスターが新設された。1着賞金は1000万円、地元所属馬のみ出走可能なJRA認定競走として、佐賀では1400mで争われる。2022年まで未来優駿対象競走だった九州ジュニアチャンピオン(JRA認定・佐賀デビュー馬限定・1400m)が当レースのトライアル(1、2着馬に優先出走権)となる。

1着 ウルトラノホシ
石川倭騎手
「勝ってホッとしています。非常に背中の良い馬で、乗った感覚は非常に良かったです。砂の被らない位置で競馬をしたかったんですけど、4頭目になりそうだったので、内に入れてロスなく競馬をしました。スタートのタイミングも良かったですし、危なげなくレースを運べました。砂を嫌がっていたので、スッとは動けなかったんですけど、終始余力のある走りでした。前は捉えられそうだったので、あと後ろが来ないことを祈りながら走っていました。非常に能力のある馬だと思いますし、本当に先々が楽しみです。(距離)伸びてもっとこの馬の良さが活きるのかなと思います。沢山のご来場ありがとうございます。また佐賀に来ることがあると思うので、沢山のご声援をよろしくお願いします。今日はありがとうございました」

ウルトラノホシ 3戦2勝
(牡2・佐賀・真島元徳)
父:ホッコータルマエ
母:シータトウショウ
母父:ジェニュイン
馬主:中野香代子
生産者:坂本春雄

【全着順】
1着 ウルトラノホシ
2着 ムーンオブザサマー
3着 トゥールリー
4着 グッドタイミング
5着 カシノルーカス
6着 フークファンタジー
7着 シーブレ
8着 アマルフィー
9着 コンデンス
10着 ヌアヌノメガミ
11着 ビーアライブ
12着 フライトブルー

© 株式会社競馬のおはなし