飲酒運転か 少年(19)の車が大型バイクに追突 男性(22)がけが 国道トンネルが約5時間通行止め 広島

広島県呉市の国道トンネルで1日、乗用車が大型バイクに追突する事故があり、バイクに乗っていた男性がけがをしました。警察は乗用車を運転していた少年(19)を過失運転傷害の疑いで逮捕しました。

事故があったのは、呉市の魚見山トンネルです。

警察によりますと1日午後6時ごろ、トンネルを南に向かって走行していた乗用車が前方を走っていた大型バイクに追突しました。

この事故で大型バイクを運転していた国家公務員の男性(22)がけがをして病院に運ばれましたが、命に別状はないということです。

また、対向車線を走行していた乗用車も事故のはずみで飛び出したバイクと衝突したということですが、けが人はいませんでした。

この事故で、警察は乗用車を運転していた会社員の少年(19)を過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕しています。

調べに対して少年は容疑を認めているということです。

少年の呼気からは基準値を超えるアルコールが検出されたということで、警察が飲酒運転の可能性についても調べています。

現場は片側1車線の国道トンネルで、現場は事故の影響でおよそ5時間にわたって全面通行止めとなりました。

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