トリは桂吉弥さん、松方ホールで名人寄席 新開地・喜楽館で人気、兵庫ゆかりの7人出演

松方ホールで開催の喜楽館名人寄席でトリを務める桂吉弥さん=神戸市兵庫区新開地2、神戸新開地喜楽館

 神戸新開地・喜楽館で人気の落語家が出演する「喜楽館名人寄席」が7日午後2時から、神戸市中央区東川崎町1の神戸新聞松方ホールである。同市兵庫区出身の桂あやめ、尼崎市在住の桂吉弥など、兵庫県ゆかりの7人が出演する。

 上方落語の定席である喜楽館と同ホールが協力して始まった企画。3回目の今回は桂あやめ、桂三若(神戸市)、桂吉弥、喜楽館の館長補佐も務める桂三ノ助(同)、桂阿か枝(明石市)、笑福亭喬龍(西宮市)、豊来家大治朗(尼崎市)が高座に上がる。

 昨年から出演し、今回トリを務める吉弥は神戸大出身でもあり、「神戸はホームに帰ってきた感じがする。松方ホールのお客さんは反応がいいし、本番が楽しみ」と話す。

 喜楽館も開館5周年を迎えた節目の年。「喜楽館だけでなく近隣の施設でも落語が上演され、地域として落語文化が盛り上がっていけばうれしい」と気合を入れる。

 1階指定席は前売り3千円、当日3500円。2階自由席に限り小学生~大学生無料(要予約)。入場者には喜楽館の昼寄席の割引券にもなる「タニマチ名刺」を5枚プレゼントする。松方ホールチケットオフィスTEL078.362.7191 (小尾絵生)

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