パナソニックコネクト津山工場を2024年3月で閉鎖へ ブルーレイディスクの生産など 岡山

パナソニックグループの岡山県津山市の工場が2024年3月末をめどに閉鎖することになりました。

(パナソニックコネクト/新家伸浩 執行役員)
「津山の皆さま、市場の皆さまに多大なご迷惑をおかけしたということで、誠に申し訳なく思っている」

パナソニックグループのパナソニックコネクトが会見を開き、発表しました。

パナソニックコネクトの津山工場は1979年にVHSテープの生産工場として稼働し、その後、ブルーレイディスクの生産をしていました。

しかし、映像コンテンツのネット配信の拡大や映像データのクラウド保存など、市場環境の変化によりブルーレイディスクの需要が大幅に減少したとして、2023年2月で生産を終了しました。

また、2022年11月にはアーカイブ事業を中国のグループ会社に移管しました。

事業の再編のため2024年3月末をめどに津山工場を閉鎖することを決めたということです。

2022年10月時点で127人いた従業員については約7割が岡山県内外のグループ会社に異動していて、残りの人のうち希望者には再就職の支援をしているということです。

工場跡地を今後どうするかは未定だということです。

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