王球団会長、大谷たたえる 「米球史に残る立場」

 ソフトバンクの王貞治球団会長が2日、福岡市のペイペイドームで取材に応じ、米大リーグで日本選手初の本塁打王に輝いたエンゼルスの大谷翔平に「10年くらい前までは誰も考えられなかった。米国でも一目置かれる打者、球史に残る立場になった」とたたえた。

 歴代最多868本塁打を記録した王球団会長は「ホームラン打者は、球を遠くへ飛ばせる力がないとなれない。精進して肉体的に負けないものをつくった」と感嘆した様子。私生活でもストイックな大谷に敬意を表し「あと15年くらいできるよ。またホームラン王を取ってほしいね」と今後の活躍を願った。

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