広島・北広島町で、高校生が栽培したリンゴを、こども園の子どもたちが収穫体験し、りんご園ににぎやかな声が響きました。
北広島町にある加計高校・芸北分校は、グラウンドのそばで特産のリンゴを栽培しています。近くにある「さつきヶ丘こども園」の園児20人を招いた収穫体験が4年ぶりに開催され、3年生の生徒11人がサポートしました。
たくさんある品種のうち、食べ頃となった「千秋」を収穫します。高校生がていねいに摘果して、袋がけして、リンゴのお尻まで赤く実らせるために地面からも光を当てて育ててきたリンゴが、小さな手でもぎ取られていきました。
園児たちが狙った実が高いところにあっても、高校生に抱っこしてもらったり肩車してもらったりして、ゲットすることができました。園児たちは、実りの秋を、生徒たちは、子どもたちのかわいさを満喫しているようでした。
園児たちは…
「楽しかった」
「いいにおい」
― 何してもらったの?
「だっと(抱っこ)」
― どんな気持ち?
「楽しかった」
「なんか最高だった」
高校生は…
「穫ってくれたので、リンゴ、よかったです」
― (肩車は)辛くなかった?
「楽しかったです」
「大変でした! しっかり味わって食べてもらえれば」
この高校生が育てたリンゴは、10月7日(土)に「無印良品 広島アルパーク」でも販売されることになっています。