トッテナム、ウドジェへの人種差別に声明…犯人特定へ「可能な限り措置を講じる」

[写真:Getty Images]

トッテナムは2日、U-21イタリア代表DFデスティニー・ウドジェに対する誹謗中傷を受けて声明を発表した。

ウドジェは2022年8月にウディネーゼから完全移籍で加入。そのままウディネーゼにレンタル移籍しており、今シーズンからトッテナムでプレーすることとなった。

左サイドバックとしてここまでプレミアリーグで7試合に出場している。

そのウドジェだが、9月30日に行われたプレミアリーグ第7節のリバプール戦でジオゴ・ジョタからファウルを受け、ジョタが退場していた。

リバプールは2人退場した上に、VARの誤審でゴールが取り消し。最後はオウンゴールで敗戦という状況に、ウドジェに対してSNS上では人種差別的な虐待行為が目立っていた。

トッテナムはクラブを通じて声明を発表。

「我々は土曜日のリバプールとの試合後、ソーシャルメディア上でデスティニー・ウドジェに向けられた人種差別的なメッセージにうんざりしている」

「我々はプレミアリーグと協力し、可能な限り、特定可能な個人に対して措置を講じます」

「我々はデスティニーを支持します」

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