インド準備銀行(中央銀行)は9月30日に通達を出し、2,000ルピー(約3,600円)紙幣の両替期間を10月7日まで延長した。
準備銀は5月19日に2,000ルピー紙幣の流通停止を発表。保有者に対して預金するか、銀行で他の紙幣と両替するよう呼びかけ、対応期限を9月30日までとしていた。
準備銀によると、2,000ルピー紙幣は5月19日時点で3兆5,600億ルピー相当が流通していた。9月29日時点で3兆4,200億ルピー相当(流通量の96%)の2,000ルピー紙幣を回収している。
準備銀はまた、9月30日付の通達で、2,000ルピー紙幣は今後も法定通貨として使用できると説明している。