サンガスタジアムでトップアスリートに学ぶ 小学生が「キッズフェス」でラグビーやサッカー

亀岡高ラグビー部の部員たちにリフトされ、ラインアウト時のプレーを体験する小学生(京都府亀岡市・サンガスタジアム京セラ)

 京都府内の小学生がさまざまなスポーツを体験できる「京都キッズスポーツフェスタ」が9月30日、亀岡市亀岡駅北1丁目のサンガスタジアム京セラであった。子どもたちは各競技のトップアスリートやコーチから直接指導を受け、ラグビーやサッカー、ブレイクダンスなど、幅広いスポーツに親しんだ。

 ラグビー体験では、元日本代表で花園近鉄ライナーズ所属のタウファ統悦さんがコーチを務め、地元の亀岡高ラグビー部もサポート役として参加した。タウファさんは「タックルは脇を締めて、怖い顔をすると力が入る」と説明。子どもたちはボールを片手に、真剣な面持ちでミットに飛び込んでいた。日本代表のジャージーを着て参加した小学生(9)=京都市下京区=は「コーチも高校生も優しく教えてくれて、楽しかった」と笑顔で話した。

 スタジアムの敷地内では卓球やバスケットボール、ボッチャなどの体験コーナーもあった。

 府が主催し、「京のスポーツ・スタジアム夢づくり事業」の行事として、昨年に続いて開かれた。

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