ふるさと納税で小山市が人材受け入れ

 小山市は人材派遣型の企業版ふるさと納税制度を活用して、大手生命保険会社から社員を受け入れ2日、辞令を交付しました。

 小山市が2日、人材派遣型企業版ふるさと納税制度の派遣職員として、辞令を交付したのは、第一生命保険栃木支社の廣瀬秋述さん41歳です。

 人材派遣型のふるさと納税制度は、2020年から始まり、企業は人件費を寄付として負担して社員を派遣し、社員は任期付きの地方公務員として働きます。小山市によりますと、この制度を活用した社員の受け入れは、県内で初めてということです。

 辞令交付式では、浅野正富市長から廣瀬さんに辞令が手渡され、浅野市長が「会社で培った知識と経験をもとに、大いに力を発揮してください」と激励しました。

 廣瀬さんは宇都宮市出身で、2003年に第一生命保険栃木支社に入社し、事務職としてオフィス・エリアリーダーなどを務めています。小山市では総合政策課シティプロモーション室で、広報・広聴・シティプロモーション業務を、2025年3月まで行うことになっています。

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