「助手席の窓に大きな岩を投げつけられた」被害の市議語る 男らに呼び出された直後に襲われたか

三重県伊賀市の市議会議員の男性が暴行・監禁され、現金が奪われた事件で、男性は呼び出された直後に襲われたことが新たにわかりました。

10月2日に送検されたのは、住居不定無職の福田竜雅(ふくだ りゅうが)容疑者(20)と、伊賀市の19歳の男らあわせて4人です。

警察によりますと4人は、9月24日、19歳の男の知人である伊賀市議会議員の釜井敏行(かまい としゆき)さんを伊賀市内の林道に呼び出した後、車から引きずり出し、刃物を突きつけ、「金で解決しよう。いくらある」などと脅して現金15万円を奪ったうえ、車内でおよそ5時間にわたり監禁した、逮捕監禁と強盗傷害の疑いが持たれています。

(伊賀市議会議員 釜井敏行さん)
「助手席の窓に大きな岩を投げつけられて、2回投げつけられて3回目で粉々に割れて、運転席のドアも開けられて、引きずり出されて暴行を受けた」

釜井さんは、滋賀県大津市で解放されましたが、顔などに全治およそ2週間のけがをしました。

捜査関係者によりますと、釜井さんは林道に呼び出された直後に4人に襲われたということです。

警察は、4人の認否を明らかにしていません。

© CBCテレビ