将来に向けて効率的、計画的に資産形成をしてもらうためのセミナーがこのほど宇都宮市で開かれました。
この「投信フェア」は人生１００年時代と言われる中、安心して生活をするためにどのように備えれば良いかを知ってもらおうと足利銀行が開いたものです。大規模なセミナーが開かれるのは３年半ぶりで、事前の予約を含めておよそ３５０人が参加し関心の高さをうかがわせました。
来年１月から個人投資家向けの優遇税制「ＮＩＳＡ」が拡充されます。新しい「ＮＩＳＡ」は株式や投資信託を非課税で保有できる期間が無期限になり限度額が１８００万円に拡大されます。新しい制度のスタートを前に会場では投資信託会社などの担当者が講演しました。講師を務めた人たちは投資に必要なのは足元で起きていることだけではなく長いスパンで広く世界の情勢を分析することが必要だなどと話しました。
貯蓄から投資への歴史的な転換点とも言われる新しい制度を前に会場を埋めた人たちはメモを取りながら真剣な表情で講演を聞いていました。
