AI(人工知能)が工事現場で車両を誘導 カメラ映像で交通量を検知して信号を切り替え

AIを活用した道路工事現場での誘導システムの説明会が10月3日、愛知県知立市で開かれました。

このシステムは、道路工事現場での警備員の人手不足や超過労働を解消しようと開発されたもので、説明会には行政や警備業界の関係者らが参加しました。

カメラの映像で車両の接近や通過を検知し、交通量に応じてAIが適切な信号の切り替え時期を判断して車両を誘導する仕組みで、片側交互通行の工事現場では警備員の数を通常の3分の1程度に減らせるということです。

(主催した警備会社の担当者)
「AIを活用した交通誘導システムが、街中で当たり前のように使われているといいなと思います」

このシステムは三重県や京都府など9つの府や県で既に導入されています。

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