ことし2月、走行中の自転車から何らかのものを投げて乗用車の窓ガラスを割ったとして、広島市の会社員の男が逮捕されました。近くでは去年1月にも同様の事件があり、警察が関連を調べています。
器物損壊の疑いで逮捕されたのは広島市西区井口の会社員の男(54)です。
警察によりますと、男はことし2月27日午後1時55ごろ、広島市西区商工センター6丁目の路上を走行中の乗用車に対して何らかの物を投げ、左サイドウインドガラスを壊した疑いがもたれています。被害額はおよそ6万円で、乗用車を運転していた男性にけがはなかったということです。
調べに対して男は「間違いない」と容疑を認めいているということです。
男は自転車で乗用車と並走していたところ、突然何らかの物を投げつけて逃走したとみられていますが、投げられたものは見つかっていません。
乗用車の男性からの通報を受けて警察が捜査していましたが、ドライブレコーダーや防犯カメラの映像などから男を特定したということです。
近くでは去年1月にも、並走する自転車から石のような物が投げられて窓ガラスが壊される事件が起きていて、警察は手口が似通っていることから、男の事件との関連も調べています。