長年愛される「のっぽパン」とご当地グルメ「静岡おでん」がコラボ 工場直売所がオープン=静岡・沼津市

静岡県内で長く愛されている菓子パンの「のっぽ」。沼津市にあるメーカーの工場に「限定のっぽ」などを販売する工場直売所が10月3日、オープンしました。

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このオープンにあたり、静岡を代表するご当地グルメとコラボしたのっぽも誕生しました。

<客>
「沼津に来たら」
「のっぽパン」
Q皆さんどちらから?
「静岡市と」
「愛知県三河地方」
Qお目当ては?
「のっぽのおでんパンとTシャツ」

午前10時半、沼津市内に行列が!

<金原一隆記者>
「沼津市のパンメーカー、バンデロール。この工場の隣に小さなお店ができました。のっぽパンの専門店です」

ここでは、スーパーなどに卸しているレギュラー商品のほか、イベントで販売した「総菜系」「季節限定」など「のっぽパン」のほぼ全種類が揃っています。

また、キリンのキャラクターのオリジナルのっぽグッズなど、ファンにとって、うれしい商品が並びます。

<バンデロール 野田歩管理本部長>
「(よくお客様から)全種類のっぽパンが売っている所がないと言われることが多くて、じゃあぜひそういう場所を作りたい。どうせやるならのっぽパンでサンドイッチとか、普段は無い商品も提供したら面白いかなということで始めたのがきっかけ」

「3・2・1・オープン」

午前11時、ついにオープン。「のっぽ」でいっぱいの店内にファンは興奮気味です。

<客>
「おでん、あったよ」
「話題のおでんパン」

オリジナルグッズも入念に選びます。

<会計の様子>
「1万2000円ちょうどになります」

<客>
Qお二人すごくたくさん買っている!
「お土産用も買いました」
Qのっぽパンの魅力って何でしょうか?
「バリエーション豊富でいろいろな味が楽しめる」
「お値段安いのに」

お客さんが情報を聞きつけて買いに来た目玉商品がこの直売店限定の「しぞーかおでんのっぽ」。

おでんを手掛ける「天神屋」とのご当地グルメのコラボ商品です。

中身の具は「ごぼう巻」「こんにゃく」などの9種類。

静岡おでんの「だし粉」も掛かっています。

一番乗りのお客さん。しぞーかおでんのっぽ、待ちきれず食べてみます。

<客>
「うん、ジューシーです」
「本当においしい」
「これ合いますね」

構想1年かけた「しぞーかおでんのっぽ」は工場直売所でのみ販売する1日20本の限定商品です。

<バンデロール 野田歩管理本部長>
「のっぽパン、誕生してから今年で48年目。50年後も100年後も皆さんに愛されるパンにしていきたい」

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