ACL初白星目指す“J2の星”甲府、篠田監督と関口主将が国立開催のブリーラム戦へ意気込み 「勝ちに行きます」

[写真:©︎CWS Brains, LTD.]

ヴァンフォーレ甲府の篠田善之監督とDF関口正大が、4日に行われるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループF第2節のブリーラム戦に向けて前日会見に臨んだ。

クラブ史上初のACLをJ2勢として戦う甲府。記念すべきグループ初戦はメルボルン・シティと敵地で0-0と引き分け、勝ち点「1」を得ることに成功している。

ただ、勝ちゲームを落としたとの印象が強いようで、キャプテンの関口は「メルボルン戦は間違いなく良いゲームができました。けど、3ポイントを持って帰れなかったのが反省。勝利にフォーカスして臨みたい」とブリーラム戦へ意気込む。

篠田監督も「ホーム初戦を戦えることに誇りを感じています。勝ち点3を掴むのはもちろん簡単ではないと思いますが、乗り越えるだけの団結力、集中力、熱意を持って臨みたいです」と勝利を誓った。

また、篠田監督はかつて横浜F・マリノスのコーチを務め、鹿児島ユナイテッドFCの指揮官も務めたアーサー・パパス監督率いるブリーラムを称えている。

「パパス監督は日本でも仕事をされていて、彼のサッカーのスタイルについて情報も少し入っています。ブリーラムの印象としては、やはり手ごわい!といったところです。前線にはフィジカルが強い選手もいるし、後ろからしっかり繋ぐこともできる印象です」

また、両者は国立競技場が舞台だが、ホーム戦となる一戦に向け、ヴァンフォーレ・ファミリーにメッセージ。篠田監督は「国立競技場をホームとして開催できることは、本当に多くの方の助けを得て実現していることです。今回の試合に向け、今日のトレーニングを含めてしっかり対策してきました。なんとしても勝ちたいです」

一方、関口は「ヴァンフォーレファンでない方も国立に来てくれると聞いています。地方のクラブが国立という舞台でACLを戦える喜びを感じていますし、他の選手たちも感じてほしいです。甲府は多くの方々に支えられて成り立っているクラブ。結果で恩返しするため、一致団結して勝ちに行きます」と語っている。

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