3日、パトカーから逃走していた原付バイクが乗用車と衝突する事故がありました。原付バイクの男性は大けがをしましたが、酒を飲んだ状態だったということです。
事故があったのは広島市安佐南区中須1丁目の市道です。
警察によりますと、3日午前10時45分ごろ、近くの県道交差点で赤信号を無視した原付バイクを安佐南警察署のパトカーが見つけました。
パトカーは赤色灯とサイレンを使って原付バイクに停止を求めましたが、原付バイクが逃走したため、およそ330ｍにわたって追跡。パトカーは一時原付バイクを見失いましたが、付近を調べていたところ、市道丁字路で原付バイクと乗用車が出会い頭に衝突しているのを発見したということです。
原付バイクを運転していた会社員の男性（30）の呼気からは基準値を超えるアルコールが検出されたということで、警察は男性を酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕しました。その後、男性は骨折を疑われるけがをしていたため、処分保留で釈放されたということです。
乗用車を運転していた男性にけがはありませんでした。
警察は「事故原因を究明し、適切に対応する」として、事故のいきさつを調べています。
