東京「虎ノ門ヒルズ」完成へ ステーション棟、6日開業

式典で記念撮影する斉藤国交相(中央)と森ビルの辻慎吾社長(右)=3日午後、東京都港区

 不動産大手の森ビル(東京)は3日、東京都心の新たなランドマーク「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」(港区)の開業を祝う式典を開いた。2014年完成の「森タワー」から始まった再開発は、6日に開業する4棟目のステーションタワーで完了する。総事業費約7千億円を投じた「虎ノ門ヒルズ」が完成する。

 ステーションタワーは地上49階建て、高さ約266m。オフィスや商業施設が入居するほか、企業の情報発信拠点「TOKYO NODE」を最上部に設けた。事業費は約2300億円。

 ステーションタワーは東京メトロ日比谷線の虎ノ門ヒルズ駅と直結し、地下鉄では珍しい吹き抜けの駅前広場を一体的に整備した。

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