アウディ、主力コンパクトSUVの『Q3』シリーズにスタイリッシュな限定車“ハイスタイル”を設定

 2020年に現行の第2世代へと進化を遂げたアウディのプレミアムコンパクトSUV『Q3』と、そのクーペモデルとなる『Q3 Sportback(Q3スポーツバック)』に、洗練された内外装でシックにまとめられた限定モデル“high style(ハイスタイル)”が登場。9月25日より発売が開始されている。

 アウディのSUVラインを表す“Q”ファミリー専用にデザインされたオクタゴン(八角形)のシングルフレームグリルや、シャープなLEDヘッドライト、前後のブリスターフェンダーや彫りの深いサイドのロワーラインなどにより、SUVの力強さを表現するQ3と、その全高を45mm低めた派生クーペSUVとなるQ3スポーツバックに、それぞれ250台/350台、合計600台の限定モデルが用意された。

 ベースとなるのは、ともに1.5リッターの直列4気筒直噴ガソリンターボを搭載する“35 TFSI”のグレードで高圧の直噴システムの採用などにより、最高出力150PS、最大トルク250Nmと余裕ある性能を実現。

 スムーズな走り出しをサポートする48Vマイルドハイブリッドと、低負荷の際には2気筒となる気筒休止システムであるシリンダーオンデマンド(cod)を採用し、高効率な7速Sトロニックトランスミッションを組み合わせることで省燃費なパワートレインを構築している。

 そんな前輪駆動モデルを軸に、機能面では安全で快適なドライブをサポートするシートヒーターと電動調整機能付きフロントシートや、オートマチックテールゲート、アダプティブクルーズアシストをはじめとした運転支援機能が含まれるコンビニエンス&アシスタンスパッケージを装備する。

 そのうえでQ3では、Sラインデザインの19インチ20スポークグラファイトグレーポリッシュトのアルミホイールと、マンハッタングレーメタリックのコントラストペイントを特別に採用し、さらにラグジュアリーパッケージにブラックのルーフレール等を含むブラック・アウディリングス&ブラックスタイリングパッケージを標準とした。

 このブラックをアクセントにしたスポーティなエクステリアに、ラグジュアリーな温かみをもたらす特別装備のオカピブラウンのパーシャルレザーのインテリアをコーディネートし、洗練されたイメージを演出する。

 一方のQ3スポーツバックも、さらに大径のアウディスポーツ製20インチアルミホイール5 Vスポークマットチタングレーポリッシュトの装着を筆頭に、ダンピングコントロールサスペンションも特別装備。マンハッタングレーメタリックのコントラストペイントの採用など、快適でスポーティな走りを高次元で両立している。

 さらにインテリアではロックグレーのコントラストステッチを施したブラックのパーシャルレザーや、マルチカラーアンビエントライティング等を含むプラスパッケージを装備し、こちらもシックでスタイリッシュな装いに仕上げられた。

 このQ3ハイスタイルは限定250台、同じくQ3スポーツバック・ハイスタイルは限定350台で、ともに右ハンドル仕様のみ。価格はQ3ハイスタイルが572万円、Q3スポーツバック・ハイスタイルが616万円(ともに税込)となっている。詳細についてはアウディの公式ホームページ(https://www.audi.co.jp/content/jp/web/ja/specialoffer/limitededition/q3highstyle.html)まで。

Q3ではSラインデザインの19インチ20スポークグラファイトグレーポリッシュトのアルミホイールと、マンハッタングレーメタリックのコントラストペイント、オカピブラウンのパーシャルレザーのインテリアを特別装備
Q3スポーツバックではさらに大径のアウディスポーツ製20インチアルミホイール5 Vスポークマットチタングレーポリッシュトの装着を筆頭に、ダンピングコントロールサスペンションも特別装備した

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