岡田准一ジャニーズ退所で注目・ひらパー兄さん、過去には何を?

元V6で俳優の岡田准一が、11月30日をもって「ジャニーズ事務所」を退所すると、公式サイトで発表された。この知らせと同時にSNSでは「岡田准一」「岡田くん」と並んで、彼が約10年にわたって務めている「ひらパー兄さん」がトレンド入り。なぜこんなにも「ひらパー兄さん」が愛されるのか? 過去の業績を振りかえる。

関西民に愛される「ひらかたパーク」(大阪府枚方市)

■ 「何やらされてんねん!俺!」意表を突く切り口

大阪の老舗遊園地「ひらかたパーク」を盛り上げ続ける「超ひらパー兄さん」でもある岡田。2023年に就任10周年を迎えており、それを記念した集大成の記念ロングムービー『愛』は、現在180万回再生を突破。動画内で「何やらされてんねん!俺!」と岡田が嘆くように、意表を突く内容のCMや告知ポスターで、ファンの心を掴んできた。

ときには岡田が全身ヒョウ柄の衣装に身を包み笑顔を見せ、自身の主演作の映画『永遠の0』では「たいくつな時間0」、映画『エヴェレスト 神々の山嶺』では「ええベスト 中々の温もり」、映画『海賊とよばれた男』では「結局やらされた男」・・・と、映画タイトルとポスタービジュアルをパロディ化するという試みで世間をザワつかせた。

パロディポスターは発信のたびに反響があり、「これ、怒られないのww」「新パロディキター!! おもしろすぎる」「何もかもが最高です」「むしろ毎回こっち(パロディ)が楽しみ」と、心待ちにするファンも多い。

■ 「おま!」各所でひらパー愛を発信し続ける岡田

また今春には10周年を祝し、同遊園地入口部分に「岡田准一像」が建立された。季節によって装いを変え、来園者たちを温かく出迎えてくれる(現在は秋バージョンで、枚方市の鳥・カワセミを頭に乗せたスタイル)。

大阪での主演映画のイベントでも、開口一番に「みなさんこんにちは。どうも、ひらパー兄さんです!おま!」とファンサービスたっぷりに挨拶するなど、各所でひらパー兄さん愛を発信してきた岡田。

岡田の起用について、「『ひらかたパーク』の所在地・枚方市の出身であり、幼少期に来園経験もある岡田さん自身に魅力を発信してほしいとの思いから」と同遊園地の担当者。今後の契約内容については「検討中だが、現時点での契約変更はない」としている。

就任10周年記念ムービー「愛」篇

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