朝ドラ・回想シーンに登場、謎の女性にSNSざわつく

『東京ブギウギ』で知られる笠置シヅ子がモデルのヒロイン・鈴子の成長と活躍を描く連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK朝ドラ)。10月3日放送の第2回では、鈴子の母・ツヤの回想シーンに数秒だけ登場した女性がSNS上で話題となった。

銭湯「はな湯」の看板を見る母・ツヤ(水川あさみ)と鈴子(澤井梨丘)(C)NHK

大阪・福島の銭湯「はな湯」で明るく育った花田鈴子(澤井梨丘)。母・ツヤ(水川あさみ)の「義理を返すんが、人情や」という言葉に感心した鈴子は、自分が転校してきた際に声をかけてくれた親友・タイ子(清水胡桃)の「義理」を返そうと思い立つ。

タイ子の恋を叶えようと奔走したものの、逆にタイ子を困らせてしまい途方に暮れる鈴子。ツヤに相談し、素直に謝った鈴子はタイ子と仲直りする。2人で出かけた天神祭で、鈴子は「花咲少女歌劇団」の存在を知るのだった。

12年前のツヤが鈴子と思しき赤ん坊を抱いて歌うシーンが描かれた今回の放送。そばにはもう1人赤ん坊が寝かされており、その背後には憔悴した女性(中越典子)が座っているという、どこか不穏な様子が映し出された。

数秒のシーンながら意味深な描写に、SNSでは「中越典子さん、何者??」「寝かされていた赤ちゃんと中越典子さん。何があったんだ・・・?」「花田家も明るく楽しいだけではないご様子ね」「鈴子の出生にも一筋縄ではいかない事情がありそう」などさまざまな考察が飛び交っていた。

放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。10月4日放送の第3回では、小学校の卒業を控え、鈴子は自分の将来について悩み始める。

文/つちだ四郎

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