自分も!ロナウドが自ら選んだ「俺の最強ベストイレブン」

ブラジル代表で長く活躍した伝説的なストライカー、ロナウド。膝の怪我と太りやすい体質に苦しめられたものの、そのなかでも圧倒的なスピードとシュートでゴールを量産した。

今回は『GMS』から「ロナウドが選出した俺的ベストイレブン」をご紹介する。

GK:ジャンルイジ・ブッフォン

ロナウドは「まずはブッフォンから始めよう。彼は偉大なキーパーだ。私は多くのゴールを奪った選手だったが、彼を相手に決めるのはとても難しかった。私にとっては史上最高だ」と話し、最初に彼をあげたという。

右SB:カフー

「これは非常に攻撃的なチームだ。カフーは右サイドにいていつでも自由にあがってこられるだろう」とロナウドは話していたとのこと。彼とはワールドカップで何度もチームメイトになった偉大なキャプテンである。

LB:ロベルト・カルロス

ロナウドとは同じ世代のスターであったロベルト・カルロス。やはりベストイレブンにも選ばれた。圧倒的な太さを持つ太ももを生かした強烈なキャノンシュートが最大の魅力で、攻守に渡る貢献はまさに時代を先取りしていた。

CB:パオロ・マルディーニ

現役時代はインテルでプレーしていたロナウド。セリエAでは同じミラノのライバルとして戦ったパオロ・マルディーニを最高のセンターバックとして選んだようだ。

CB:フランツ・ベッケンバウアー

ロナウドが唯一生まれる前の選手としてピックアップしたのがベッケンバウアーである。60年代から80年代にかけて世界最高のリベロと称賛され、ディフェンダーでありながら2回のバロンドールを獲得した。

CMF:ディエゴ・マラドーナ

2020年に亡くなったディエゴ・マラドーナは、様々な歴代ベストイレブンに選出される選手だ。彼が見せたスキルの数々は、数十年後にリオネル・メッシが出てくるまで誰も超えることができなかった。

CMF:ジーコ

ロナウドが中盤でブラジル代表最高の選手として選んだのがジーコであった。鹿島アントラーズでもプレーした小さなスターは、素晴らしい技術でサッカー界を生き抜いた魔術師だった。70年代のセレソンを象徴する選手である。

右SH:リオネル・メッシ

リオネル・メッシとマラドーナが両方プレーしていたら、一体何を成し遂げられただろうか。現在インテル・マイアミでプレーしている彼が現役選手として唯一選ばれた。

左SH:ロナウジーニョ

日韓ワールドカップをともに制覇したロナウドとロナウジーニョ。リヴァウドも含めた「3R」はまさに2000年代初頭のセレソンを代表するトリオであり、伝説的なチームである。

CF:ペレ

ある世代においてはペレは今もマラドーナと並んで史上最高の選手と称されている。ブラジル出身のロナウドにとっては彼をベストイレブンに選ぶことはまさに当然だったそうだ。

CF:ロナウド

そして最後はクリスティアーノ・ロナウドではなく自分を選んでいたロナウド。90年代から2000年代初頭にかけては怪我に苦しめられながらもまさに世界最強のストライカーであった。彼の膝が丈夫であったら果たしてどれくらいのゴールを決めていただろうか。

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ちなみにベンチには「ガリンシャやリヴァウド、クリスティアーノ・ロナウドがいればいい」と話していたとのこと。

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