【インド】ゴドレジ、パーム油生産複合施設を開設へ[食品]

インドの複合企業(コングロマリット)ゴドレジ・グループの農業部門ゴドレジ・アグロベット(GAVL)は9月30日、パーム油事業拡大に向けて、南部テランガナ州にパーム油の複合生産施設を開設すると発表した。向こう3~4年間で30億ルピー(約54億円)を投じ、建設を進める。

同州カンマム地区に設置する複合生産施設には、最新の設備を持つ搾油工場、苗床施設などを整備する。近い将来に製油所も設ける。苗床施設では年間最大70万本の苗木を育てることができる。

同社のインド全国でのアブラヤシの栽培面積は現在、6万5,000ヘクタール。2027年までに12万ヘクタールに拡大する計画だ。

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