防衛相、日米同盟の抑止力具体化 ワシントンで米識者と会談

会談前に米シンクタンク戦略国際問題研究所のハムレ所長(右)と握手する木原防衛相=3日、ワシントン(共同)

 【ワシントン共同】木原稔防衛相は3日(日本時間4日)、訪問先の米ワシントンで、米シンクタンク戦略国際問題研究所(CSIS)のハムレ所長と会談した。今回の訪米の目的に関し「日米同盟の抑止力、対処力を、いかに具体的な取り組みにしていくかを議論していく」と説明した。4日(日本時間5日)にオースティン国防長官と会談する予定だ。

 木原氏は、日本を取り巻く安全保障環境について「大変厳しく、複雑になっている。日米同盟をより強力なものにしていきたい」と伝えた。ハムレ氏は、木原氏の防衛相就任に祝意を示した上で、日本の防衛力の抜本的強化に対する支持を表明した。

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